こちらの大学院の忙しさには慣れたとはいえ、やはり一度に三本のレポートを2週間で仕上げるというのはさすがにしんどい。どだいそんなの無理なんだからクオリティなど考えずただ字数を埋めるものだと言うアメリカ人もいるが、どの授業でもファイナルの前に必ずラフドラフトを提出してそれに教授がコメント(ある教授など、ペーパーへの書き込みの他にレターサイズの紙2枚分のコメントと、さらには関係するであろう論文数本—ちなみにFredric Jameson "Culture and Finance Capital" はほんとに読んでよかった—とさらにGeorg SimmelのThe Philosphy of Moneyをメールボックスに突っ込んでおいてくれた)をくれるので、適当に仕上げるというのはなんだかどうにもできない。忙しすぎて現実逃避がしたくなり、なぜか無性にベルばらが読みたくなったのでネットで探していたらベルばらかるたなるものが発売されていた。
わたしの最近の食生活を言い当ててくれた一枚。料理する暇がついになくなった。バスティーユの白旗がいまだに見えない。