お金貯めて三日泊まるのが夏休み
週刊誌読んでやって来れば数珠繋ぎ
冷めたスープ放り投げるように飲まされて
二段ベッドでもあたいの夏休み
Summer Vacation  あたいのために
Summer Vacation  夏 翻れ

—中島みゆき「あたいの夏休み」

2011年5月31日火曜日

Memorial Day and BBQ

我々大学院生にとってはもう2週間ほど前に夏休みは始まっているのだけれど、多くのアメリカ人にとって「夏休み」シーズンの始まりを告げるのが5月最終週の月曜日、Memorial Dayである。なんのmemorial?というと、うーん、war memorialだね、という答えが返ってきて、なんのwar?というと、うーん、そうだなぁ、最初は南北戦争だったらしいけど、いまはだいたい全部の戦争かなぁ、ということ。なんだか歯切れの悪い返事だが、つまるところ、もともとは戦死者を弔う日だったようだけれど、いまは定義もゆるんで、戦争にいったかどうかに関わらずお墓参りにいったり、久々に家族で会ったり、三連休なので旅行に行ったり、とりあえずアメリカ万歳、夏休み万歳、とみんなで盛り上がる日のようである。アメリカと夏休みを祝うためにかかせないものといえば、そう、バーベキューである。そんなわけでルイジアナの灼熱の太陽のもと(ちなみに日中は100°F、つまり40℃近いわけだったのだが)、自分が焼豚になるのではないかとくらくらしながら肉を貪り食ってきた。

アメリカといえばバーベキュー、バーベキューといえばアメリカ、というほどにBBQはアメリカ精神の源なのであるが、日本でいうところのバーベキューとこちらのバーベキューは少しばかりおもむきが違う。日本でバーベキューというと炭火で直火焼きをするイメージかと思うのだけれど、アメリカではその料理法はgrillingないしbroilingと呼ばれる。それではberbecueとはなにを指すかというと、高温の煙でじっくりと燻すような料理法なのであった(写真の全アメリカ人必携のBBQセットは、上の蓋をカパンと閉じて蒸し焼きにするようにできている)。もともとはSpainの入植者達がアメリカに豚を持ち込み、初めて豚を目にした南部のネイティブ・アメリカン達がそれをこの料理法で調理した、というのがberbecueの発祥らしく(ただしberbecueの語源であるbarbacoaという言葉はカリブ海地域のTaino族と呼ばれる人々の言語で「聖なる竃」を意味する)、berbecueは今でも南部のシンボリックな料理のひとつに数えられる。

基本的にはこの炉によるslow cookingの方法を総じてberbecueと呼ぶので、なにも多摩川河川敷でなくても室内でやったってberbecueはberbecueなのである。そんなわけでアメリカ全土、特に南部では犬も歩けばというほどにBBQレストランに遭遇する。日本の焼き肉屋さん(ただし調理済み)に相当すると考えればいいくらいだと思うのだが、値段は断然お手頃。ちなみにわたしの近所にはVoodoo Berbequeといういかにもルイジアナな名前のレストランがあり、見た目は超がつくほど怪しいのだが、安いしお肉はほろほろだし、今思い出して思わず生唾を飲んだくらいおいしい(が、いかんせんわたしの脆弱な腸では消化しきれないので、3ヶ月に一度くらいしかいけないのが残念なところ)。それから特筆すべきはソースで、日本でバーベキューソースというとあのケチャップとウスターソースを混ぜたような甘いたれが即座に連想されると思うのだが、どっこいこちらのバーベキューは土地によって味付けが違う(焼く肉の種類も違う)。North Carolina出身の男の子が言うことには彼の地元ではvinegarベースのマリネードに豚肉を漬け込んで、丸一日かけて焼く(というか燻すというか)らしいし、LouisianaではいつものごとくCajunスタイルのスパイシーなソースが定番である。

さてそれでは先日のBBQはどうだったかというと、どっこいこれがLouisiana風ではなかった。PJの新しいroommateであるgeekなDくんは以前も書いたかもしれないが高校生の時にコックになりたくてレストランでシェフについてふた夏じっくり料理を習った(その後Faulknerに出会い、自分はFaulknerの生まれ変わりだと確信して今に至るわけだが…しかしFaulknerの生まれ変わりはいったい何人いるんだろう、日米問わず)という強者で、普段は料理はあまりしないのだが、こういう機会になると俄然本領を発揮してくれる。上の写真にあるようなおしゃれなミニケバブ(ミニトマト、紫玉ねぎ、パプリカとチキンを一晩マリネードしたもの)とアスパラのベーコン巻き(アスパラ5本くらいずつを二枚のベーコンで巻いて、これも一晩マリネードしたもの)に始まり、牛ひき肉にブルーチーズ、ペッパーを練り込んだ小さなパテをグリルして挟んだミニバーガー(これはPJが作った)、それに立派なシャトーブリアン(さすが肉食系女子、Hが「Farmer's marketで買ってきた。24時間前まで生きてたんだって♥」といって買ってきてくれた)に焼きとうもろこし、と実に多種多彩だった。

わたしは毎度のごとくデザート担当で、今回はLouisiana産のブルーベリーが手に入ったので前回のタルト生地のあまりでブルーベリータルト、それからラズベリーが安かったのでマフィンカップでラズベリー入りのガトーショコラを焼いてクリームとブルーベリーソースで飾り、中心部のくぼみにバニラアイスとラズベリーソースを落としたものを作ったのだが、結局自分のデザートに辿り着く前に完全に腹が膨れてしまい、食べずじまいだった。みんなが帰った後でゆっくり食べようと思ったら会がお開きになる頃には両方とも見事に全部なくなっていて、アメリカ人の健啖さにまたも舌をまいた。タルトはホールだったし、ガトーショコラは10人だったので予備を含めて15個焼いたはずなんだけど。いや、もちろんうれしかったんだけど。それに焼いた後に味見はしたからいいんだけど。仕方ないので深夜に余ったバニラアイスにラズベリーソースとブルーベリーソース(どちらもものすごく簡単、小鍋にお砂糖とベリーを入れて少し煮立てて、最後にレモン汁を加えるだけ)をかけて、red, blue, and whiteでひとりアメリカ祭りをした。


***
そうなのだ、なにしろ今回はMemorial Day。フランボワーズ・ガトーショコラなどというフレンチかぶれた料理ではなく、これまたアメリカの魂のふるさと、ポテトサラダのレシピを紹介しようと思う。これはPJが教えてくれたのだけど、日本でいままでわたしが作っていたポテトサラダより格段においしかったので、覚え書き。

[PJのアメリカン・ポテトサラダ]
☆ジャガイモ 中6個(大なら4個。こちらではred potatoというのが小ぶりでおいしいので今回はそれを6個使った。)
☆新玉ねぎ 1個(普通の玉ねぎでも可。こちらではsweet onionというものがあるのでそれを使った)
☆Serrano pepper 1個 (青くて小さい唐辛子、なくても可…何で置き換えられるだろう?)
☆にんにく 1かけ
☆Vegenaise  大さじ4から6(vegetarian用のマヨネーズで、卵は使っていないのでカロリーも控えめ。こちらでは普通に売っているのだけど、材料も下に書いておいた)

①ジャガイモは8等分にして、大きなお鍋で水から茹でる。(red potatoは皮が柔らかいので剥かなかったし、基本的に皮は剥かない方がなんでも美味しいと思うのだけど、気になる場合はもちろん剥いても。)
②新玉ねぎはスライス。Serrano pepperもスライス。にんにくは潰してみじんぎり。
③フライパンにオイル(適量)とにんにくを入れて火をつける。じゅわじゅわとにんにくの香りがしてきたらSerrano pepper、新玉ねぎも投入。とにかくここでじっくり炒めること。基本的にそんなに触らなくてよい。焦げ付きに注意しながらたまに混ぜる程度で放置。飴色とまでいかなくても、きれいなきつね色になるまで。その間に他の料理を作っているといい。
④だいたいジャガイモのゆで上がりと③の完成が20分から30分と同じくらいなので、ジャガイモを茹でこぼしてよく水をきり、ボウルに入れて③とあわせる。
⑤ここで塩、こしょう、そしていつもすいません秘密のCajun spiceを好きなだけ(なければないで、チリペッパーとかキッチンの棚の奥に眠ってるいろんなスパイスを使ってあげてください)。ざっとあわせる。途中でじゃがいもが少しずつ潰れてくるが、日本のポテトサラダのように完全にマッシュはしない。
⑥Vegenaise、それからマスタードを味を見ながら加えて、さらに混ぜる。ここでディルやローズマリーなどのハーブがあれば入れる。温かいうちでもおいしいけれど、やっぱり冷やすともっとおいしい。

[vegan mayonnaise]
☆豆乳 1カップ
☆レモンの絞り汁 大さじ4 (大きめのレモン1個半くらい。あるいは同量の果実酢)
☆塩 小さじ1/2
☆粉末パプリカ 小さじ1/2
☆マスタード 小さじ1/2
☆蜂蜜 小さじ1/2
☆オリーブオイル カップ1/2

①オイル以外をブレンダーにかける。一番低速で。
②混ざったら、オイルをほとんど一滴一滴といってもいいくらいゆっくりと加える。その間もブレンダーは低速。でないと分離してしまう。
③だんだんとろみがついて、滑らかになるまでブレンダーで混ぜ続ける。冷蔵保存。

ほかにも豆腐をつかったレシピなどもあるけれど、これが一番簡単でお手軽なレシピのようだ。当然だけど普通のマヨネーズよりあっさりしていて、わたしはけっこう好きなのだった。ちなみにveganというのはvegetarianのさらに厳格なもので、お肉や魚はもちろんのこと、チーズ、バターなどの乳製品も使わない。PJはDが超してくる前、vegetarianのAとveganのMと暮らしていたのだが、お肉をむさむさほおばっていると二人から「…野蛮っ!」みたいな目で見られるのがちょっと辛かったらしく、お肉隊長のDと一緒に暮らすことになってほくほくである。ううむ、お腹のぽっこりがちょっと心配。

※追記※
先日、Tennesseeに行ってきた友人がMemphis特産のBBQソースを買ってきてくれた。このソースを使ってPJがBerbecue Chiken and Wild Riceというのを作ってくれて、いつもながらシンプルでとてもおいしかったので、覚え書きレシピを追加で書いておこう。

[Barbecue Chicken and Wild Riceのレシピ]
☆玉ねぎ 1個
☆ズッキーニ 2から3本
☆オクラ 2から3パック (ちなみにokraは南部料理に欠かせない野菜なので、こちらではとても安いし、冷凍でもたくさん売っている。中でも人気なのはfried okraなのだけど、この料理はまたいつか他の機会に)
☆鶏もも肉 1枚
☆ワイルドライス(玄米)1カップ
☆BBQソース 適宜(大さじ4くらい)
☆Creole spice (なければいつものようにパプリカ、ガーリックペッパー等で代用可)
☆塩こしょう

①玉ねぎはみじん切り、オクラは軽く湯がいて厚めの輪切り、ズッキーニも厚め(8mmくらい)のいちょう切りにする。鶏ももは一口大にして塩こしょう、酒をふっておく。
②ワイルドライスを洗って、鍋に水2カップとともに入れ、火にかける。沸騰したら弱火にして、ワイルドライスが水分を全て吸うまで(ちなみにこちらではごはんを炊く時はみなこうしたやり方になる。もちろん炊飯器で普通に炊いてもいいのだけれど、これはこれでアルデンテの粒パスタのように仕上がるのでこういう料理には向いている)。
③フライパンをよく熱して、オリーブオイルで玉ねぎをじっくり炒め、きつね色になってきたら(約15分弱)ズッキーニも加えて、さらに炒める。ズッキーニがしんなりしてきたら(3分弱)オクラも加え、さらに約2分ほど炒める。塩こしょう、クレオールスパイスで軽く味付け。ただし後でBBQソースを投入するので、そんなに濃い味にしなくてもOK。
④野菜を一度お皿に取り出しておいて、同じフライパンに少しオイルを足して十分にオイルが熱したら鶏肉を炒める。野菜のうまみを鶏に絡めるように。
⑤鶏肉に火が通ったら野菜を戻し、あわせて炒める。
⑥BBQソースを加えてさらに混ぜ合わせる。ワイルドライスを加えて炒めあわせてもいいし、別添えにして食べてもいい。所用時間、約30分。

2011年5月22日日曜日

Home Party

前学期の終わりもそうだったのだけど、学期が終わって人心地つくとなにがしたいって、タルトが焼きたいのだな。今回は桃のタルト(フィリングはラム入りのアーモンドクリーム)とレモンクリームタルト(チーズクリームの上に自家製レモンカードをのせ、冷やし固めてライムの皮のすりおろしと黄色いラズベリーを飾った)。なぜ二つも一気に作ったかというと、先日PJが自宅でdinner partyを主催し、知らぬ間にわたしもco-hostということになっていたからなのだった。そんなわけでタカトシもびっくりの欧米か具合で、はじめてhome partyなるものを執り行うことになった。

アメリカ(特に南部)人というのは本当にhome partyが好きで、前述のとおり毎週どこかしらの家でなんらかの理由でパーティが行われているといっても過言ではないのだが、その多くはpotluckと呼ばれる持ち寄りのパーティである。しかしたまにちゃんとhostないしhostessが取り仕切るパーティみたいなものもやっぱりあって、最初にわたしがそれに招かれたのは指導教授の家(指導学生全員を招いてくれた)だったのだが、まぁ前菜、サラダ、スープ、主菜にデザートの見事なコースであった(しかも全て地産ものを使ったクレオール料理)。

ただしhostがすべてをコースとして一皿ずつサーブするのは大変(しかも皿が何十枚と必要になる)。なので代わりに、テーブルにセットされたお皿を手にとって、お客さんが自らキッチン(といってももちろんこちらの場合たいていがダイニングキッチンみたいに広いわけだけど)に赴いて前菜から主菜までを自分で取り分けて、テーブルに戻って料理を味わい、一段落したところでhostがデザートをサーブする、というのがフォーマルではないhome partyの定石のようで、実際、その後何度か経験したパーティでもそんな感じだった。それから共通しているのは、コースの前、招待客が集まる時にどのパーティでも、ダイニングとは別のところ(ポーチだったりテラスだったりリビングだったり)にワイン、チーズ、オリーブ、パテ、クラッカーなどをセットしておいて、皆が集まってはじめてダイニングに皆で移動する、ということ。わくわくしながらダイニングに足を踏み入れた時に、花やキャンドルで飾られて完璧にセットされたテーブルを見た時の感動というのは、見通しのきかないだだっ広いアメリカの家ならではのような気がする。

とはいえもちろんわたしたちは貧乏大学院生なので、できることはたかが知れているといえば知れている。ぴかぴかの銀器も燭台もないし、8人分の揃いの椅子もない(ただしアメリカの食器はこうした機会を考慮にいれて大抵の場合「豪華8人セット!」みたいな感じでメインプレート、アペタイザープレート、デザートプレート、ミニボウルなどがそれぞれ8セットずつ入って40ドルくらいからあるので、皿だけはどこの家にも腐るほどある)。それでも空いたワインの瓶にキャンドルを削って立てて、裏庭の花や緑をガラスのボウルに浮かべて、ウォーターグラスとワイングラス、それから畳んだナプキンの上にナイフ・フォーク、スプーンをセットしておくと、それなりに見栄えがするから不思議である。

PJがメイン(ポークチョップ、椎茸とバルサミコ酢のソース添え、サイドはいろいろ野菜のスターフライ)とアペタイザー(マリネしたパプリカ、それからバジルソースと豆の二種類のブルスケッタ)、わたしがサラダ(シンプルなガーデンサラダとキヌアサラダ、それからカリフラワーとモッツァレラ、にんにくの和えもの)とデザートをそれぞれ担当して、お客さんはワインやチーズを持ってきてくれたので、なんだかちょっぴり華やかなテーブルになった。さんざん飲んで、食べて、話して、学期の終わりをみんなでお祝いして、最後はPJの新しいルームメイト(Orange Beachに連れて行ってくれたDくん)のごんぶとの望遠鏡で土星を鑑賞した(土星のわっかがほんとにあったので感動した)。

お客さんが満足して帰ってくれるころには1時を回っていて、お皿を洗い終わることにはふたりともくたくたになっていたけれど、PJは「初めてのco-hostedパーティだったね」ととてもうれしそうだった。考えてみればhostとhostessというのはたいてい夫妻がやるものなので、こういう風にカップルがパーティを行うというのは、ちょっと公に自分達の関係がちゃんとしたものであることをパフォームするような意味合いがあるようで、正直そんなこと思ってもみなかったのでちょっと驚かなかったといえば嘘になるが、まったくうれしくなかったといえばそれも嘘になる。が、同時に「やー1年に一回くらいこういうパーティやると家が片付いていいよね!」と晴れやかな笑顔でわたしがピカピカに磨いた床やら台所などを見渡すPJを見ると、大掃除にうまいこと駆り出されたような気がしなくもない。とにもかくにも、食彩の王国、ルイジアナの食を巡る饗宴はまだとどまるところを知らない。

                                                                               ***

さて、最後にこればかりはアメリカレシピには譲れない、タルト生地のレシピを書いておこう。別にわたしは別段ケーキを焼くのが得意というわけではないのだけれど(デコレーションとかできないので生ケーキはめったに焼かない)、このタルト生地だけはどこに出しても恥ずかしくない、とない胸をはって言えるので、もしよければお試しください。

[基本のタルト生地(パートシュクレ)のレシピ:20cmタルト型2台分]
☆無塩バター 100g(値ははるが発酵バターを使うと香りが格段に違う。ちなみにこちらではcultured butterとして売っているのだけど、日本の半額くらい)
☆粉砂糖 65g (普通の砂糖では生地に滑らかに混ざりにくい)
☆全卵 1個弱
☆アーモンドパウダー25g (アメリカではまだ日本のように細かいものが見つからず困っているが、アーモンドミールでなんとかやっている)
☆薄力粉 180g

①バターは室温にもどす(1cmくらいにスライスすると戻りが早い。それでも時間がない場合はボウルに入れてオーブンのwarmモードで3分くらい。レンジは禁物。溶けてしまったら元も子もない。指で押して跡がつくくらい)。
②泡立て器でバターをクリーム状になるまで練る。
③粉砂糖をふるいながらバターに加え、さらにすり混ぜる。白っぽくなるまで。
④よく溶いた卵を3回にわけて加える。その都度よく混ぜ合わせる(一度にいれると分離する)。
⑤アーモンドパウダーも加えて混ぜたら、ゴムベラに持ち替えて薄力粉をふるい入れる。ボールに押し付けるようにしてあわせる。混ぜすぎない。
⑥二等分してそれぞれ丸くしてラップにくるむ。ここで冷蔵庫にいれて一晩寝かせる。時間がない時でも最低6時間は寝かせる。そうでないと生地がだれやすくなる。
⑦型(底がとれるタイプがおすすめ)にバターを薄くぬる。冷蔵庫で冷やしておく。
⑧作業台の上にオーブンシートを敷き、そこに少量の打ち粉をする。その上に冷蔵庫からだした生地をのせ、さらにそのうえにオーブンシートを載せてオーブンシートで挟み込む(邪道といえば邪道だが、これでその後格段に成型しやすくなる)。
⑨生地は固くなっているのでめん棒で数度叩いて扱いやすい固さにする。のばせるくらいの固さになったらオーブンシートごと回しながら3mmくらいにする。タルト型より3cmくらい大きくなるように。
⑩冷蔵庫から型を出す。生地の上のオーブンシートを外し、下のオーブンシートの下に手を滑らせて、ゆっくりと型の上に運び、裏返しにして(つまりオーブンシートが上になるようにして)載せる。
⑪まず底部分だけを密着させる。それからゆっくりとオーブンシートをはがし、型の上でめん棒を転がし、余計な部分を型のふちを使って切り落とす。
⑫型の側面のひだに指を押し当てて、生地を密着させる。後で焼き縮むので、縁から2mmくらい上に出す。
⑬フォークで軽くピケ(ところどころに穴をあける。あくまで軽く)する。これによって縮みが防げる。
⑭焼く前にさらに最低1時間は冷蔵庫で寝かせる(くどいようだが焼き縮みを防ぐ)。前日までにこの行程をすませておくとよい。わたしは2台分まとめて2つの型に敷き込んで、ラップをかけ、その上からジップロックに入れている(生地は乾燥しやすいので二重にしている)。すぐに使わない場合は冷凍庫にいれてもよい。その場合、焼く前に冷蔵庫にいれて解凍する(完全に解凍されていなくてもOK)。
⑮空焼きする場合はアルミホイルを生地の上に被せ、タルトストーンを縁まで載せて180℃で20分。その後一度オーブンから出してアルミ箔ごとタルトストーンをとりのけて、さらに15分。なお、クリームチーズタルトなど、フィリングを焼かない場合はこの段階で底に卵黄を溶いたものを塗って焼くと、生地にフィリングがしみ込むのが防げる。


ふぅふぅ、いや、あらためてこうやって書くとけっこう大変な作業である。なにしろ寝かせる手間を考えると計画的にやらないといけないので、急にタルトを焼くことになるとけっこう忙しい。今回は昼間に⑥までやって、ジムと図書館に行って、その後帰ってきて⑭までやって、二つのフィリングを作ってその後焼いた(なお、アーモンドクリームの場合は空焼きしないでタルト生地にアーモンドクリームを詰め込み、上に果物をのせて50分焼く。アーモンドクリームのレシピについてはOrange Tartのポストを参照)。基本的にその土地の料理に文句をつけることはしない主義だが、アメリカ人には考えられない時間のかけ方だと思う。ちなみに、ぜひレシピを送って、と言ってくれた料理好きの女の子はどんびきしていた。いや、まぁ、アメリカレシピでもきっとおいしいとは思うのだけど、これはもう0コンマ何ミリに命をかけるお化粧と同じで自己満足の世界だから…

2011年5月18日水曜日

Double Date

さて話は少しさかのぼってcrawfish boilのときのこと。ちょっと遅れて到着したらパーティを主催してくれたNew Orleans生まれのちゃきちゃきのSouthern belleである3年生のHが戸口で迎えてくれたのだが、そのときにわたしとPJ(彼)を見て「えっなに、やだー付き合ってるのー?いつからいつから?もー知らなかった、超かわいカップルー♥」みたいな素敵女子テンションだったので気圧されっぱなしだったのだけれど、とりあえずごはんにありついてうまうま言ってたら「ねぇこんどダブルデートしよ♥」とまたかわいらしい笑顔で言われ、そんなビバヒルみたいなこと誰がするかい、と思いつつ、まぁ社交辞令かなと思って得意のアルカイックスマイルでごまかしていたら、翌日「初めての1年が終わるんだから、お祝いしなきゃ!来週の土曜日、最近お気に入りのワインバーで女の子にはけっこういいシャンペンがただででるの。絶対行こう!」みたいなメールが来てて、なんか知らぬ間にコーナーに追いつめられた感が濃厚になっていた。

毎度のことながら最初は気乗りがしなかったものの、いざペーパー書き終わって最近買った黒のワンショルダーのワンピースを着て鏡の前に立ったら急に血湧き肉踊って、久々に髪の毛も気合いいれてセットして、ロスに住んでる女友達に写メを送りつけたりしながらPJの迎えの待っていたのだけど、ふと、これはoverdressedなのではないかと心配になり、念のため彼に問い合わせてみたら、「ここは南部だよ。南部にoverdressという文字はないから何着ていっても大丈夫。」と言われた。そうだ、たしかにBaton Rougeのような南部の小都市では別段他に娯楽もないので人々はパーティが大好きで、毎週末どこかしらのレストランやバーやおうちでパーティが催されているのだけど、良くも悪くもみなパーティ慣れしていて、着飾りたい気分のときはおしゃれをするし、そういう気分でもないときはTシャツとジーンズでふらっと訪れる。だからドレスコードのあるパーティ(南部は実はいまだに社交界が存在するところなので、そういうちゃんとしたパーティももちろんある)などは別だけれど、たいていのパーティはいろんな服装のひとがごた混ぜになっていて、とくに誰かが悪目立ちしていたりということはない。だからわたしのワンショルダーくらいどうってことないわけだ。というわけでひさびさに9cmのハイヒールにご登場願い、びしっと決めてダブルデートにのぞんだ。

The Loftというワインバーは雰囲気もワインも食べ物も、まぁ東京だったら絶対こんなオサレなとこ行かないよね、という感じのところだったのだけど(でもごはんおいしかったし、感じはとてもよかった。念のため)、初めてのダブルデートは意外にも和やかに楽しく進行した。しかしなにより特筆すべきは我らが素敵女子H(ちなみに当日はサテン地のばっくり胸元があいたLSUカラーの紫のワンピだったのでわたしごときが浮くということはありえなかった)が当代きってのserial daterだということだった。土曜の時点では「最近デートしてるフランス人の彼」のはずだったのだが、紹介された男の子はCaseyという名前で、うーんそうか、ずいぶんアングロサクソン的な名前な上に英語超うまいなぁ、なまりもまったくないしメニューのフランス語読めないし、てゆうか、ええと、あなたほんとにフランス人?と思っていたらもちろん彼はアメリカ人で、つい一週間前にWashington DCからBaton Rougeにやってきたと言う。ん?一週間前ってどうやって知り合ったの?と聞いたら、普通に「オンライン♥」という答えが帰ってきた。

聞けばオンラインのデートサイト(最大手は日本にも上陸してるmatch.comだけど、その他にもいろいろある)はこちらでは本当に本当にポピュラーで、え、大学院生とか、ふつうにみんなやってるよ?わたしなんてこないだ学校でお財布なくしたとき、2日で見つかったんだけど、でもカードから誰かわからないけどmatch.comの会費が落とされてたくらい、とのこと。Hは去年は30人くらいの男の子とデート(なにをデートとするかというのは人による、というのは前に書いたけど)したということで、そのうち10人くらいはオンラインで出会ったそうだ。吉原真理のドットコム・ラヴァーズという体を張った体験記は日本にいる時に読んだことがあり、アメリカにおけるオンライン・デーティングの普及というのはなんとなくは知っていたのだけど、いざこんなかわいこちゃんがサクラでもなんでもなくいるのを目にすると、あらためて日本の「出会い系サイト」とは似て非なるものなのだな、と実感した。

まぁでもこの風潮は南部だということでさらに磨きがかかってるのかもしれない。もともとアメリカはカップル文化が物凄くて、週末はsignificant otherとquality timeを過ごさなければならないという強迫観念(と言ってもいいと思う)が蔓延しているのに、さらに南部はだいたいにおいてロマンチックイデオロギーの拘束力が北部より強い上、少し田舎だと週末をひとりでなにか趣味に費やそうにも美術館も映画館も(シネコンはあるけど、いわゆる単館系の映画をやっているようなところはない)ないわけなので、前述のとおり娯楽がパーティになりがちである。そうすると自然、あ、週末、誰とすごそう、ということになって、デートの相手をオンラインでちゃかちゃかっと探しておいしいごはんを食べに行こう、ということになるということのようである。ふむ。

特にこの風潮を批判する気はなく(カップル文化について話はじめると長くなるので今日はとりあえず話さないにしても、基本的にはわたしは日本のいわゆる強制的異性愛の拘束力のゆるさみたいなものはすばらしいと思っているのだけど、でも反面、60歳くらいのカップルが手をつないで深夜のアイスクリームショップに来ているのを見たりすると、それはそれでいいなぁと思ったりもする)、Hはdesperateに男を探しているという感じもないし、だいたい料理が趣味で求道的なまでにおいしいごはん作りとそれを写真に撮ることに邁進している上、研究も大好き、おしゃれもお化粧も大好き、という女の子なので、恋愛というものに対するエネルギーの割き方が根本的にわたしやPJとは違うんだろうし、それはそれでいいんじゃないかな、というのが正直な感想である。ただ帰り道、ほろ酔い加減でPJとMississippi河畔を歩いていたら、オンラインでの出会いって良くも悪くもプラグマティックで、まぁでもこうやって土地が大きい国だからそうでもしなきゃ出会いの確立も低いし、それなりにいい出会いがあることだってあるし、それはそれでいいんだけどさ、でもいくら細かくプロフィール項目にチェックいれたって、オンラインじゃぜったい俺たち出会えないじゃない?趣味も歳も国籍もぜんぜんちがうし、Mは煙草も吸うしね。と言われた。初めて会った時、帰りにここに来たよね。あの時、土手に寝転がって、Mississippi見たの覚えてる?あの時はまだMの初めての学期も始まる前で、1年終わる頃にはこんな風に仲良くなって、河もこんなことになるなんて、きっと思わなかったでしょ。

…とロマンチックムード満々で話すPJだったが、要はいまMississippiが1927年以来の水位の高さで、毎日学校から「氾濫の際の退避場所」などのメールが来る始末。先日もうちょっと北のMorganzaというところのspillwayを空けて人工的に一部の地域に洪水をおこし、Baton Rouge と New Orleansの冠水を回避しようとしているのだが、ここ数日のうちに雨でも降ろうものならMississippi徒歩5分の我が家はもちろんぐしょ濡れになるうえ、下手すればうちの周りの道路は塞がれる。たっぷたぷのMississippiが我々が寝転んでいただたっぴろい土手を見事に飲み込んでいるのを見て、これが僕らの愛のシンボルとか言われても正直ピンとこないうえ、恐ろしいし、ああもう、ほんと洪水が起こったらどうしよう、と悶々としていたら、「大丈夫、カヤックで迎えにいくよ」と言われた。いい人なんです。犯罪者みたいな面構えだけど、すごくロマンチックなんです。

2011年5月14日土曜日

Done and Done



2011年5月14日土曜日朝8時45分
3本のレポートが仕上がり
わたしのアメリカでのfirst academic yearが無事に終わりました

また近々書きますがとりあえずいま言えるのは
日本にいたときよりも数百倍忙しかったのに
深刻に体調を崩さなかったことがなによりの達成だということ
アメリカ来て、よかったな、とまだ心底思えることが心からありがたいということ

うん

「わたし今、気分爽快だよ」


2011年5月8日日曜日

Crawfish Boil

世界の至る所に土地土地の「創世記物語」みたいなものは民話として残っているのだけれど、Louisianaの場合、神ははじめに海を作り魚とshellfishを住まわせて、crawfishに海底の土を堀り上げて陸を作るように命じ、そこに我々の住む大地を作った、というのがある。ことほど左様にcrawfishはLouisiana精神の源である。

そんなわけで2月から6月くらいのLouisianaはcrawfish天国となる。crawfishというのはひらたく言えばザリガニのことなのだけど、Louisianaではこの季節、crawfish料理がかかせない。前述のPo'boyはもちろん、etoufeeというスパイシーなシチューみたいなものも人気があるのだけど、一番はやはりcrawfish boilで、昨日は英文科のcrawfish boil partyだった。最後の締め切りまであと一週間をきり、本当なら家で黙々とペーパー(残すところあと20ページ)を書いているべきなのだろうが、腹が減っては戦はできぬということでもちろん参加してきた。

ザリガニというと日本人なら誰しも幼少期に嗅いだあの匂いを思い出してあれ食べるのか、とうっとくるかもしれないけれど、どっこいこっちのcrawfishはくさくないのだった。いや、というかLouisiana料理特有の「なんでもスパイスと煮れば怖くない」的な精神で、boilの時も写真にうつっている麦茶のパックみたいな袋に入っている大量のcajun spiceとにんにく、レモンやその他もろもろの香味野菜と一緒に茹でるので、ザリガニの匂いの残る術もないということなのかもしれない。大釜に何百という生きたcrawfishを入れてじっくり茹でて、それをビニールのテーブルクロスを敷いた大きなテーブルにどかっと空ける。あとはみんなでひたすら黙々と立って食べる。まず頭をぽきっと折って、ちゅうちゅうとミソ部分を吸い、体の部分は海老みたいにして剥いて食す。味は海老と鶏肉の間みたいなのだけど、とにかくスパイスが効いていて、ああ、夏の夕暮れが目にしみる。crawfishと一緒に茹でたじゃがいもやトウモロコシ、おまけにガンボやレッドビーンズもある。ちなみにどれも作ったのはLouisiana出身の男性陣で、Louisianaには父さん料理みたいなのがあって、こういう屋外の料理は男に任せて女の人はゆっくり普段の疲れを癒すべし、というのがコンセプトらしいのだが、当たり前に我々は大学院生なわけで特に何の家事を家族のためにしているわけでもないので、いつもながらのサザンホスピタリティにひたすら頭がさがった。

帰ってまたペーパーを書くつもりだったのだが言うまでもなくビールの誘惑に逆らえず飲んでしまい、同様に酔った友人に担ぎ上げられてcrawfishの釜に落とされそうになるのに必死に抵抗したら食べ終わったcrawfishの殻の中に落ち、さんざんcrawfishのミソまみれになって家につくころには使い物にならなくなっていたのでそのままシャワーを浴びて寝てしまった。ほんとの夏休みまでカウントダウンがはじまった。さて、こんなことでいったいペーパーは仕上がるのか。とりあえず今日は髪の毛ふりみだしてがんばります。でもこうしてる間にもお気に入りのワンピースからミソの匂いがする。早く洗わなきゃ。

2011年5月3日火曜日

Quinoa Salad

最近料理の話が続いているけど、でもやっぱり学期末である。ただでさえニコレットの量が増え(最近は普通のガムに切り替えようとしていて、orbit whiteという固めのガムも噛んでいるのだけど、締め切り前の2日でボトルひとつ、60粒を消費してしまい、あごが痛い)少し気を抜いてごはんを食べるのを忘れたりしていると体調を崩すので、健康管理の為に短時間で作れる野菜料理を模索中である。

Wholefoodsというのは全米展開している少しお高めのスーパー(日本で言うところの紀伊国屋とか成城石井とかの雰囲気)なのだけど、家賃が光熱費込みで$560の古アパートに住んでいるわたしである、食材くらいちょっと贅沢してもばちはあたるまい。ほんとうを言えばいくらオーガニックとはいえ、Wholefoodsの野菜はそんなに回転がよくないからかしばしば新鮮さにかけることがあるので、少し離れたところにあるSouthside Produceという八百屋さん(吹きさらしのバラックで大量に野菜が売られているのだが、地産ものがメインで自家製のグラノーラや冷凍野菜も売っている。そして驚くほど安い)のほうがいいのだが、人の車で買い物に連れて行って貰っている身なのであまりわがままは言いません。

しかしWholefoodsのいいとことはWalmartとかだと手に入りにくい少し変わった健康食材がたくさん売っているところで(チーズとか肉類もいいんだけど)、特に穀物の類の品揃えは感動的である。Bulkというコーナーにはなんと形容すればよいのか、ありとあらゆる種類の穀類とか粉類が並んでいて、取っ手をひくとザーッと袋のなかに落ちてくる仕組みで、好みの分量を買うことができる。これまではよくクスクス(couscous)をここで買ってそれでサラダを作ったりあるいはチキンとトマトソースで炊いて炊き込みごはんみたいにして食べたりしていたのだけど、先日友人宅でクスクスサラダ的なものを食べたらものすごく食感がよくて、え、なにこのクスクス超おいしいね、と言ったらこれはクスクスではなくてキヌア(quinoa)だよ、と教えてくれた。

クスクスとキヌアは見た目が見ていて、両方ちいさなちいさな粒なのだけど、クスクスはああ見えて実はパスタの一種だそうで、粗挽きの小麦粉を丸めて作っているとのこと。一方のキヌアは南米産の穀物(というか種)で、茹でていると小さな芽がぴょこんと出てくる。キヌアは栄養価が高いことで有名で、お米などに比べると炭水化物率が低いかわりにアミノ酸が豊富、NASA認定の理想宇宙食、21世紀の穀物と呼ばれているらしい。ふむふむ、体によいしおいしいし、レシピを聞かない手はない。そんなわけで以下、覚え書き。

[材料]
☆quinoa(1カップ)
☆vegetable broth(1.7カップ)
(なければ水でも可。わたしはブロスがないときは玉ねぎスープのもとを溶かしている)
☆cucumber(1本)
☆green onion(1束弱、6本くらい。前にも書いたけど、日本の青ネギみたい)
☆pine nuts(1握り)
☆roasted red pepper (瓶詰め、4枚くらい。なければ普通のred pepper、パプリカでも )
☆lemon (1個)
☆cilantro(半束くらい、シャンツァイとか香菜とかコリアンダーとか、いろんな名前があるけどこちらではこう呼ぶ)
☆olive oil, salt and pepper

①quinoaを茹でる(というか炊くというか)。お鍋に軽く洗ったquinoaとbrothを入れて、煮立ったら弱火にする。クスクスでもそうなのだけど、だいたいキヌア/クスクス1に対して水分1.7から1.8が基本。コトコト、水分を全てquinoaが吸うまで。だいたい20分くらい。たまに混ぜながら、水分量をチェックする。
②その間にきゅうり(ダイス)とroasted red pepper(小さな色紙切り)green onion(粗みじん)cilantro(粗みじん)を用意する。レモンも絞っておく。
③フライパンにオリーブオイルを熱して、green onionを2、3分間炒める。ボウルに出しておく。余ったオイルで松の実を軽く色づくまで炒る。
④茹であがったquinuaと②と③をあわせる。味をみながらレモンジュースで水分を与えていく。塩こしょうで調味。あとはゆっくり冷やして味がなじんだら食べられる。

これまた簡単簡単でうまうまである。今日はcilantroがなかったので、かわりに冷凍の枝豆とコーン(Southside Produceのもので、なかなかおいしい。ちなみにquinoaの熱で室温くらいになるので個別に解凍する必要はなし)をたっぷり入れて、それからあまり酸っぱいと胃が心配だったので、ワインビネガーに砂糖と塩とマスタード(Louisiana名物のCreole Mastardというちょっとスパイシーでコクのあるマスタード)と少量のオリーブオイルを加えたもので和えてみた。最後のペーパーの締め切りまであと10日、その後はLA旅行と、そして里帰りが待っている。ほほほい、がんばります。